iPhoneカメラは年々進化し、写真は高解像度、動画はシネマティックモードで映画のようなクオリティを実現できるほど高性能になりました。
日本ではiPhoneのシェア率が高く、多くの人が「プロ並みの撮影機材」をすでに持っている状態です。
本記事では、そんなiPhoneカメラを使って「撮影モード」や「日常の写真・動画」を収益化する副業アイデアを、初心者でも実践できるよう丁寧に解説します。
実績データやアプリ、サービスの最新事情も織り込み、他記事と差別化した実践的なノウハウをお届けします。
iPhoneカメラ副業が注目される理由
最近のiPhoneはカメラ性能が大幅に向上しており、初心者でも「見栄えする」写真・動画が簡単に撮影できます。
プロが使用するような専門性の高いカメラを使わなくても撮影できるのが最大の魅力です。
また、日本ではiPhoneの普及率が高く、初期投資をほとんどかけずに副業を始められる点も大きな魅力です。
初心者でもクオリティの高い作品が撮れる
最新iPhoneはナイトモードや深度コントロール、HDR性能などが強化され、プロと遜色ない写真・動画を撮影できます。
たとえば、シネマティックモードはiPhone 13シリーズから導入され、フォーカス切り替えや背景ボケなどが「映画レベル」で再現可能になり、撮影を補助する機能が増えました(被写界深度風の演出が可能)。
無料の編集アプリも充実しており、撮影から写真・動画編集までiPhone1台で完結でき、SNS動画や店舗紹介動画の仕事に対応できる品質を作ることが可能です。
初期投資ほぼゼロで始められる
一般的な副業は5〜10万円の初期投資が必要ですが、iPhone副業は「すでに持っているもので稼げる」のが最大のメリットです。
また、専門のカメラを購入するとなると、カメラ本体のほか、レンズやアクセサリーなど、その購入費用は際限がありません。
さらに、それぞれ重量があるため、持ち運ぶことも重労働となります。
しかし、iPhoneであれば日常で必ず持ち運ぶため、いつでも撮影が可能であり、移動時間などを使って即編集・即投稿が可能です。
既にiPhoneを所有している場合、初期コストがかからないうえに、無料アプリなどを活用することで運用コストもゼロで副業できることは大きいです。
SNSとの相性が抜群
Instagram、TikTok、YouTubeなど、視覚的コンテンツが主役のプラットフォームが伸びているため、iPhone撮影の需要は常に高い状態です。
今や、SNSは一人ひとりが当たり前にアカウントを持っている時代です。
プライベート用のアカウントのほか、副業用のアカウントを作って運営している人も少なくありません。
なにより、「撮影 → 投稿 → 視聴 → 集客 → 収入」の流れが収益化モデルとして確立しているため、このテンプレートに当てはめるだけでよいのです。
このようにiPhoneはただの日常使いだけではもったいない、ビジネスとしてのとてつもない魅力に溢れているのです。
iPhoneカメラ副業10選
次に、iPhoneカメラを使用した副業をそれぞれ紹介していきます。
代表的なものを最初に3つ紹介したあとに、そのほかの副業を紹介していきます。
1. ストックフォト販売
日常の風景や商品写真を「ストックフォト」として販売する副業です。
1枚売れるたびに報酬が発生するため、資産型の副収入につながります。
写真の登録は「種まき」に相当するため、たくさんの写真(=資産)をストックしていきましょう。
主なストックフォトサイト(日本での代表)
| サイト名 | 特徴 | iPhone適性 |
|---|---|---|
| Adobe Stock | Adobe製品(Photoshop / Illustrator / InDesign 等)を使うクリエイターやマーケターが多く、企業・広告・デザイン用途での購入が多いため「単価が相対的に高め」です。 企業利用を想定した「汎用性の高い構図」が好まれます。 技術的に厳しいチェック(解像度・ノイズ・歪み・商標の写り込み等)があるため、提出前のレタッチと確認が大切です。 | 〇 |
| PIXTA | 日本語検索ユーザーが多く、日本文化・日本の生活シーン・地域素材が特に売れる傾向にあります。 観光、季節イベント、和風素材などが売れ筋です。 アップロードやモデルリリースの取り方などを丁寧に案内する仕組みがあり、国内クリエイターが参入しやすいです。 | 〇 |
| Shutterstock | 世界中の買い手(メディア・広告代理店・企業)に幅広く露出できるため、ヒットすれば大量購入につながる可能性があります。 多くのユーザーがサブスクでダウンロードする仕組みがあるため、使われやすいテーマ(汎用性の高いビジネス/ライフスタイル素材)が強いです。 英語キーワードの最適化、類似画像との関係性(類似画像が買われているテーマを量産する)を攻略すると成果が出やすい。 | 〇 |
| 写真AC(photoAC) | 日本国内の利用者が多く、特にブログ運営者や小さな制作物に使われることが多いのでダウンロード回数が稼ぎやすい。 テクニカルハードルが比較的低く、スマホで撮った日常写真でもダウンロードされるケースが多いため、初心者がまず数を出して実績を作るには最適です。 1枚あたりの単価は低めだが、ダウンロード数で勝負するため大量アップロードと継続が収益に直結します。 文字や図版を入れるスペースを残した素材、ブログのアイキャッチに合う構図が好まれます。 | ◎ |
売れやすいジャンル(初心者でも狙える)
- ビジネス(会議・テレワーク風景)
- 飲食(メニューのクローズアップ)
- ライフスタイル(家族、日常)
- ローカル観光・街歩き(日本らしさは強み)
撮影のコツ(iPhone向け)
- 自然光を活かす:昼の柔らかい光で撮ると色がきれいに出ます。
- シンプルな背景:被写体を際立たせるため、背景はできるだけ余白を作ります。
- 構図:三分割法やシンメトリーを意識し、物撮りは俯瞰(真上)で撮影すると有効です。
- タグ付けと説明文:検索されるキーワードをタイトルとタグに入れましょう。
撮影における技術面に関しては知識はもちろん必要ですが、検索要件にヒットするように有効なキーワードとタグを設定することも重要です。
ChatGPTなどのAIを活用することもおすすめです。
著作権・肖像権の注意点
人物はモデルリリース(許可)が必須です。無断で顔が判別できる写真を商用利用しないようにしましょう。
また、商業施設・ブランドロゴなど、権利が絡む被写体は避けるか許諾を得る必要があります。
2. Instagramの写真アカウントで収益化
テーマ特化の写真アカウントを育て、PR案件やアフィリエイトで稼ぐモデルです。
また、iPhoneで統一感のあるビジュアルを作ればブランドとして成立します。
Instagramの写真アカウントで稼ぐ方法は、シンプルに分けると次の3つです。
(1)企業PR(タイアップ)
お店・企業の商品を紹介する投稿をし、報酬をもらう方法です。
例)
- 「このカフェにご招待いただきました」
- 「このレンズスマホアクセを使って撮影しました」
(2)アフィリエイト(紹介料)
紹介した商品をフォロワーが買うと報酬が入る仕組みです。
例)
- コーヒー器具
- 撮影小物
- 旅行グッズ
- フォトブックサービス
(3)自分の商品・サービス販売
自分の商品、サービスを直接販売して収益を得る方法です。
- 写真素材販売(note / BOOTH)
- Lightroomプリセット
- 撮影依頼(ポートレート撮影など)
フォロワー数と投稿頻度
フォロワーの数が多ければ多いほど良いですが、1,000人未満でも収益化している人は普通にいます。
大事なのことは「テーマの統一性」と「世界観」によるブランディングです。
アカウントが「ブランド」として見えてくると、自然にPR依頼が届きます。
毎日投稿でもよいですが、難しい方は週2〜3回の投稿+ストーリーを数回更新でも十分です。
ハッシュタグ戦略のコツ
ハッシュタグは階層を混ぜるのが大切です。
大型のハッシュタグは多くの人に見られやすく、小型のハッシュタグは検索上位を取りやすいため、合計20〜30個を組み合わせることが安定的かつ実用的となります。
初心者でも使いやすい組み合わせ例
- 大型タグ:#カフェ #カフェ好き
- 中型タグ:#東京カフェ #表参道カフェ
- 小型タグ:#目黒カフェ #渋谷カフェ巡り
困ったときはChatGPTを活用して、ハッシュタグを生成してもらってもよいです。
メディアキットの重要性
メディアキットとは「プロフィールの資料集」のことで、作成しておくことで企業から信頼を得やすくなります。
初心者は1枚のPDFでもOKです。
入れる内容は4つだけです。
- フォロワー数
- 平均いいね数
- 過去のPR例(なければ、通常投稿でOK)
- あなたの写真の強み(例:カフェ写真に特化)
Instagramの運営を継続していく中でメディアキットを作成するようにしましょう。
3. TikTok・YouTubeショートでショート動画発信
短尺動画はスマホだけで十分勝負でき、拡散力が強いのが魅力です。
シネマティックモードやスローモーション等を使い分けて差別化を図り、バズる構図を作りましょう。
iPhoneは標準で撮影に必要な武器はほぼ揃っています。
- シネマティックモード
- スローモーション
- タイムラプス
- 手ブレ補正
これらの機能が入っているので、特別な機材がなくても 映像的に見えるショート動画が作れます。
初心者でもプロっぽい動画に見せる一番のポイントは、「手ブレをなくす × 主役をハッキリ見せる」です。
差別化の撮影術
動画撮影は「スマホだから弱い」わけではなく、撮り方を変えるだけで一気に見栄えが良くなります。
ここでは初心者でも使える2つの撮影テクを紹介します。
シネマティックモードで背景ボケを演出
シネマティックモードは、背景をぼかして主役にフォーカスを当てられるモードです。
以下のことを実践するだけで、写真でいう「一眼レフっぽい動画」を簡単に撮影できます。
- 主役をフレームの中心に置く
- ゆっくり横・前後に動きながら撮る
- 人物・カフェの小物・料理などと相性抜群
- 編集時にフォーカス位置を変えられる(iPhoneの強み)
スローモーションで魅せるポイントを強調
スローモーション(スロー)は、初心者でも「映像っぽさ」を出しやすい技です
- 飲み物を注ぐ瞬間
- カフェの扉が開く瞬間
- 風景の中を歩くカット
これらのシーンなどで使うと、動画の雰囲気が一気に高まります。
編集は初心者なら「CapCut」一択
無料で使えて、必要な機能が全部揃ってるのがCapCutです。
ロゴは入ってしまうものの使いやすさと機能では圧倒的です。
- テロップ
- 音楽
- カラー調整
- テンプレート
- スピード調整
- トランジション
これらの機能が全部無料で使えるので、編集のハードルが一番低いアプリとなります。
機材を揃えなら3つだけ
最初から高い機材は不要です。
必要だと感じた場合は4点だけ揃えましょう。
- ライト:料理や商品は光の当て方で写真が全然変わります。
- 三脚:料理動画や置き撮りなど、固定カットを撮影するときに使えます。
- スマホジンバル:手ブレを防止し、歩き撮りがスムーズになりプロ感が出ます。
- 外付けマイク:風のある屋外撮影で音質が上がるだけで、動画のクオリティが一気に上がります。
ジンバルは電動と機械式の違いなど、性能によって価格がピンキリです。
正直なところ買うなら電動がおすすめです。
というのも機械式だと歩いたり、ときには走ったりすると、どうしても手ブレが発生してしまいます。
安いからといって機械式を買うのであれば、少し予算を上げて電動を買うことをおすすめします。
初心者向け収益化方法
TikTok・YouTubeショートの主な収益化はこちらです。
- YouTubeショート:広告が再生されれば、広告収益が入るため、再生回数を狙っていきます。
- アフィリエイト:動画内で紹介したアイテムをAmazonや楽天リンクで紹介して収益化につなげます。
- TikTokライブ:投げ銭で収益が入るため、初心者でも伸びる可能性があります。
どの収益化方法を選ぶかによって戦略が異なってきます。
そのほかの副業
4. 店舗向けの写真撮影サービス(低価格帯)
「プロのフル機材までは不要」と考える飲食店や雑貨店は多く、iPhoneで十分対応できる低価格帯撮影サービスに需要があります。
1回(1〜2時間)で1〜2万円を目安(地方やスキルで上下)にすると案件を獲得しやすくなります。
一眼レフなどの専門カメラを使用しないということで価格を抑え、案件につなげることが狙いです。
Instagramで事例を公開、地元の店舗へ直接提案、クラウドソーシング(ココナラ等)で集客していきましょう。
5. SNS用動画編集代行
クライアントが撮影した動画を編集する案件も多数存在します。
企業でもYouTubeをはじめ、InstagramやTikTokなどを活用することが増えてきており、編集のニーズが高まっています。
クラウドワークスなどでも案件をよく見かけます。
複数のSNSの扱いに長けていることやキャプション・サムネイルの作成を兼ねることで単価がアップします。
6. Vlog・ライフスタイル動画の収益化
日常の記録(Vlog)はiPhoneとの相性が良く、続けることでファンを作り収益化できます。
日常ルーティン、料理、家づくり、育児、散歩など、自分の生活で継続できるものを選ぶと継続しやすくなります。
YouTubeの場合、収益化するためにまずは登録者1,000人と総再生時間4,000時間を目指しましょう。
7. 旅行写真&動画のテンプレ販売(Canva素材)
旅行先で撮った写真や短尺動画を素材をテンプレート化して販売する方法です。
Canva素材はテンプレ素材として需要が高く、特にSNS投稿用の縦型素材が売れる傾向にあります。
建築物や施設によっては商用利用不可のケースがあり、また、人が映る場合はモデルリリースを取得する必要があります。
8. 結婚式・イベントの「動画まとめ」代行
参列者が撮った複数のスマホ動画を1本の感動的なムービーにまとめるサービスです。
記念となる式やイベントでの感動は口コミで広がりやすいです。
ただし、実績や事例がないとなかなか依頼もないため、さまざまな動画を用意することが大切です。
料金に関してもパッケージで用意しておくと購入者も選びやすくてよいです。
9. マッチングアプリのプロフィール写真撮影
プロフィール写真はマッチング成功に直結するため、需要が旺盛です。
現状、1件5,000〜15,000円が一般的となりますが、近年のマッチングアプリの需要増加を考えると、低価格で設定し、多数の案件を獲得するのも一つの戦略となります。
低価格ではなく、付加価値として、追加で納品枚数・レタッチで単価を上げるのもありです。
しかし、こちらも実績がなかったり、顔が分からなかったりすることは不審に思われる可能性が高いため、ポートフォリオなどを提示することが重要です。
10. 企業のSNS運用カメラマン
店舗や企業がSNS強化に外注を検討するケースが増えています。
SNS用の写真・動画制作を定期的に請け負うことで、継続収入を得られます。
こちらも上記同様で、かつ、企業案件となるため、ポートフォリオを必ず作成しましょう。
iPhone副業での注意点
手軽さゆえに見落としがちな法的・運用上の注意点を整理します。
これを守らないとトラブルや収益減につながることがあります。
- 肖像権・著作権:人物・ブランドは必ず許可を取り、商用利用の確認も行いましょう。
- 音声ノイズ:屋外撮影で風切り音が入ると動画の質が下がるため、ウィンドジャマーを使うなど工夫しましょう。
- 価格設定の罠:安売りしすぎると仕事が増えても利益が出ないことがあるため、収支は必ず計算するようにしましょう。
- データ管理:元ファイルのバックアップ(クラウド/外付けHDD)を徹底し、かつ、セキュリティ面も整備しましょう。
必ず押さえるべき点は法的な部分です。
特に人物や建物を撮影するときは、個人情報保護法やプライバシー保護、肖像権、著作権など細かく把握することが大切です。
よくあるQ&A(FAQ)
Q1:スマホだけで本当にプロ仕事は取れますか?
A:はい。多くの店舗や個人が「プロフル機材は不要」と判断するケースが増えています。光の扱いや構図、編集で差をつければ十分受注可能です。
Q2:機材は何が最低限必要ですか?
A:iPhone1台あれば問題ありませんが、三脚・ジンバル・LEDライト・外付けマイクがあれば多くの案件に対応できます。まずは安価なモデルから始めましょう。
Q3:ストックフォトはスマホ写真でも売れますか?
A:売れます。重要なのは「需要のあるテーマ」「高解像度」「適切なタグ付け」です。PIXTAやAdobe Stockで実例があります。
Q4:編集ソフトは何が良い?
A:無料で高機能なCapCut、シンプルなiMovie、本格的にやるならLumaFusionがおすすめです。
Q5:著作権の取り扱いはどうすればいい?
A:人物は必ずモデルリリースを取得しましょう。ロゴやブランドは写らないように注意。商用利用の可否は撮影前に確認する必要があります。
Q6:副業の始め方は?
A:①ポートフォリオ(Instagram等)を作る → ②低価格で実績を作る → ③レビュー・事例を増やして単価を上げる、が王道です。
Q7:どれくらい稼げますか?
A:ジャンルによるが、初心者は月1〜3万円、継続と改善で月10万円以上も可能です(継続案件や複数の収益源が鍵)。
まとめ|iPhoneは「最強の副業ツール」になる
すでにiPhoneを持っていることで初期投資がほぼゼロになり、写真・動画両面で収益化の道が広がります
小さく始めて継続し、テンプレ化と外注でスケールすることが成功の近道です。
今回はiPhoneカメラにフォーカスを当てましたが、このほかにもライティングやフリマアプリなど様々な副業に活用できるため、やはり最強の副業ツールといえます。
フリマアプリでの写真撮影は下記の記事でまとめています。
日常使いだけではもったいないです。
ぜひ活用してみてください。



